他業者の説明に納得できなかった
屋根工事をする業者には、自社が専門にする屋根材という物があり、お客様から依頼があれば自社が扱う商品を真っ先に勧める傾向があります。
当然の事として、なぜその商品が良いのか?
お客様が納得できる説明はしにくいのではないでしょうか。
実は、こちらのお客様も一度この業者と契約していましたが、業者の説明に納得できずに契約を解除して当サイトに連絡頂いたのでした。
SGL鋼板屋根のスーパーガルテクト
お客様のご希望は、地震の影響を受けにくく・台風でも安心・海に近い環境に適した屋根材。
この条件に合う屋根材はガルバリウム鋼板の屋根材ですが、塩害を受けにくいという点を考慮するとガルバリウム鋼板よりも防錆効果の高いSGL(エスジーエル)鋼板という事になります。
「屋根材についての詳しい説明も一切してもらえなかった」という事でしたので、ガルバリウム鋼板にマグネシウムを添加したSGL鋼板のメリットと具体的な商品について説明させて頂きました。
結果として、全てのタイプがSGL鋼板になっているスーパーガルテクトで葺き替えさせて頂きました。
SGL鋼板屋根:ガルバリウム鋼板に2%のマグネシウム(Mg)を加えた事で防錆効果が大幅に向上し、ガルバリウム鋼板の3倍超の耐食性があります。[新日鉄住金グループ(現:日本製鉄グループ)の特許]
瓦屋根の葺き替え工事
瓦(セメント瓦)は過去に塗装してありましたが、塗装が剥がれて瓦の基材が見えている所もあちこち見られ屋根としては寿命と言える状態でした。
瓦を全て撤去して構造用合板を重ね張りして補強してから防水シートのルーフィングを施工。
SGL鋼板への屋根葺き替え完成、天井裏の熱気を外へ逃がす換気棟も新設しました。
塗装しても直ぐ剥がれるようになった木製の破風板。
ガルバリウム鋼板で包み込む板金工事後、雨樋を全て取り換え。
一緒に外壁・塀の塗装もご依頼頂きましたが、これにより外見は新築の様に綺麗になりました。